

転換点は意匠設計から商品開発への異動“能動的な自分”になれた挑戦的な社風

2016年新卒入社
小林 奨治
SHOJI KOBAYASHI
設計開発部 商品開発課 係長
設計開発
2〜3階建ての低中層賃貸住宅を中心にフリープランの高層賃貸住宅まで幅広い設計を実施。 鉄骨造を中心にRC造、木造などさまざまな構造を手がけ、お客様の要望に沿った建築を実現します。
01 入社のきっかけ
人の温かさと挑戦できる環境が入社の決め手に
高校時代から建築関係の仕事に就きたいと考えていたので、建築の専門学校に進学しました。専門学校は2年制なので、就活期間はわずか1年しかありません。何をすれば良いのかも分からない不安の中、学校が開催した学生の作品展示会でADIの採用担当者が声をかけてくれたのが出会いでした。
ADIの人事や先輩は選考中もすごく温かく、親身だったことを今でも覚えています。最終選考前には学校の近くまで足を運んでくださり、近況の相談にも乗っていただきました。また、急成長中の会社のため、「若いうちからいろいろな仕事に挑戦できそう」と思ったのも入社を決めた理由の1つです。
実際に入社すると、1年目から複数の提案用図面の作成に加え、契約物件の設計担当者として基本設計から竣工まで一連の業務を任せてもらえました。前期にもっとも多く物件を担当したのは4年目の若手社員ですし、本当にADIは若いうちからチャンスが多い環境にあります。

02 ADIの強み
横断的な仕事ができる「一社一貫体制」が強み
入社後の最初の4年半を意匠設計部門、その後は商品開発部門に所属しています。複数の部門で働いた経験から、営業や設計、工事、賃貸、バックオフィスなどそれぞれの部門が横断的に連携する「一社一貫体制」がADIの強みだと感じています。
建物を“建てて終わり”にする考えは一切ありませんね。賃貸管理もADIが担うため、入居者様が住みやすい仕様を追求するだけでなく、賃貸部門が運用しやすい仕様に変えたり、オーナー様からの意見を営業が吸い上げて改善の提案をしたりしています。
現在、私はスマートロックなどIoT機器を導入するプロジェクトに関わっていますが、企画提案から設計施工、賃貸管理まですべて自社で完結できます。他社と協力する場合、打ち合わせを行うだけでも日程調整に時間を要してスピード感が落ちがちですが、調整や決裁を社内完結できるので仕事を進めやすいですね。
03 仕事のやりがい
自分の仕事が建物という“形”になる喜び
意匠設計・商品開発の双方の仕事でやりがいに感じているのは、仕事の成果が建物という“形”になることを実感できる点です。
意匠設計に所属していた頃は現場の営業に近い立ち位置だったので、オーナー様に「良い建物を建ててくれてありがとう!」と喜んでいただけることを嬉しく思っていました。一方で商品開発では立ち位置が会社の根幹寄りになるため、会社側から感謝の声をもらえることに喜びを感じていますね。それぞれ違った性質のやりがいがあります。
スマートロックのように、商品開発は企画提案から竣工まで数年スパンのプロジェクトが一般的です。長期的にプロジェクトを進行させているので、今後の採用済みの企画・商品が導入された建物の竣工が楽しみで仕方ありません。

04 キャリアのターニングポイント
キャリアの可能性を広げてくれた上司の存在
意匠設計から商品開発に異動したのは、私のキャリアにおいて大きな転換点でした。コロナ禍で将来に不安を抱き、自分の市場価値を見出しづらくなった際に、意匠設計を突き詰めるか設計職の中で業務の幅を広げるかという選択に悩んでいましたね。
意匠設計部門で一時期お世話になっていた上司が、意匠設計部門から商品開発部門に異動し、そんなタイミングで私の悩みを人づてに聞いたらしく、「商品開発に来て業務の幅を広げてみないか」と声をかけてくださいました。それがキャリアの可能性を広げるきっかけとなる転機でした。意匠設計で一定のキャリアを積んだ後に商品開発の業務を一から学ぶことは、戸惑いや苦労もありましたが、まったく後悔はありません。
1つの職種で専門性を高めるのも素晴らしいことですが、商品開発に異動して多くの建築知識を得られましたし、リブランディングなどのプロジェクトも経験できました。そのような経験は自分だけで成り立つものではなく、周りの方々の協力があるからこそ得られるものだと思っています。その後の異動もあり、今は直属ではなくなりましたが、当時声をかけてくださった上司、現在日々お世話になっている上司・同僚には本当に感謝しています。
05 ADIの魅力
プロジェクトへの抜擢など、常に挑戦のチャンスがある
ADIの社員メンバーは、日々の業務に関する提案に対しても「確実性がないから見送ろう」ではなく、「面白そうだね。どうやったら実現できるか考えよう!」という前向きな姿勢で話を聞いてくれます。
正直、私は数年前まで保守的な性格でした。しかし、挑戦を受け入れてくれるADIでの成功体験を積み重ねることによって、大きくマインドチェンジを図れたと感じています。特にデザインの知見を深めるためにミラノサローネ(毎年4月にミラノで開催される「ミラノサローネ国際家具見本市」)へ行く研修の公募には、「受動的な自分を、能動的に変えたい!」という思いで応募しました。ありがたいことに採用してもらい、参加して海外の最先端のデザインに触れられたことは大きな自信になっています。
ADIでは常に社内で多くのプロジェクトが発足しています。「何かやりたい」という人の背中を後押ししてくれる環境が身近にありますね。

06 私の人生観
信条は「相手の気持ちに寄り添って行動する」こと
ビジネスパーソンとしての目標は、常に相手の気持ちに寄り添って考え、行動できる人になることです。プライベートも含めて人の嫌がることをしないように気をつけていますし、特に仕事では「どうしたらオーナー様や次の工程を担当する部署の人に喜んでもらえるか」を考えて行動しています。
また、現在は係長という役割から新卒の育成も担当しているので、その際は仕事の細かい内容よりも本質を伝えることを意識しています。業務の目的や与える影響をしっかり教えつつ、実践と軌道修正を一緒に繰り返すことでゴールに向かう過程を伴走するイメージです。
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9:30
出社 業務連絡・業務整理
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10:00
新商品提案資料作成・規格商品の仕様変更検討
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13:00
昼休憩
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14:00
社内打合せ(新商品提案等)
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15:00
メーカー打合せ(規格商品仕様の変更等)
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16:00
午後の打合せ内容を作成資料に反映
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18:00
締め作業(翌日以降の業務スケジュール確認・雑務等)
- 2016.04設計課 横浜設計チーム
- 2017.01設計部 設計課 横浜設計チーム
- 2017.08設計部 設計課 町田設計チーム
- 2018.04設計部 設計課 銀座設計チーム
- 2019.04設計部 設計課 蒲田設計チーム
- 2020.04営業部 設計課 銀座チーム
- 2020.12商品開発部 商品開発課
- 2021.04設計開発部 商品開発課