管理戸数50,000戸突破! ―埼玉管理会社M&Aの舞台裏に迫る

2025年3月、ADIの管理戸数がついに50,000戸を突破しました。
50,000戸突破の鍵を握る埼玉管理会社M&A成功の背景には、プロジェクトメンバーの尽力がありました。2021年よりM&Aに注力し、これまでに4社を取得してきたADIにおけるM&Aの今後の展望、今回のM&Aの舞台裏で奮闘したプロジェクトメンバーのリアルな声をお届けします。
■プロジェクトメンバー

Q. M&Aを進める上で最も大変だったことは?
今回は初めての吸収分割契約だったので、クロージング当日からADIの一組織として動けるようにしておく必要があり、契約締結からクロージングまでに決めなければならないことや対応しなければならないことが多々あったことですかね。
タイトなスケジュールの中、草加賃貸の安田さんを中心に、ハウスドゥ販売管理の皆さまやADI各部署の多くの方々に多大なお力添えをいただき、無事にクロージングを迎えることができました。日々のご対応や細やかなご配慮がなければ成し得なかったことであり、とても感謝しています。
Q.相手企業から学んだことや取り入れたい文化はありますか?
やはり、長年にわたる地域密着のスタイルで築かれてきた信頼関係は大きな強みだと感じます。
それに加え、
・地域のお祭りやイベントへの積極的な参加
・オーナー様向けの会報誌を毎月発行する
など、これまでの環境の変化にも柔軟に対応されてきた姿勢から高いAgilityを感じており、個人的にも見習いたい部分です。
Q.社内の理解や協力体制を得る上で、どんな工夫をしましたか?
今回は社内外含め多くの方々に関わっていただいたので、情報や認識のズレが発生しないよう、定期的に関係者を集めたミーティングを設けて、状況の共有やすり合わせを行っていました。
また、ToDoリストを作成し、「今なにが重要か」「どこから手をつけるべきか」という優先順位を明確にして、関係者に共有することにも力を入れていましたね。
4月から、私は草加事業推進チームとして週3~4日ほど草加賃貸管理課の店舗で仕事をしており、早くADIのやり方やシステムに慣れてもらえるようサポートしております。草加賃貸管理課と各部署との繋ぎ役としてこれからも頑張ります!
\ ちょこっと裏話 /

少し前のことになりますが、「出川さんが草加に行くことになった理由」について、少しだけ裏話を交えてお話ししたいと思います。
M&Aまわりの契約が無事完了し、2月末に草加の皆さまへ向けたADIの説明会が予定されていました。
当日、草加を訪問し、説明会を終えた帰り道のことです。
ふと木本さん(ADI代表取締役社長 木本 啓紀)が口を開きました。
「ところで海渕さん、今回いろいろやることもあるし、草加にはFAから誰か行った方がいいんじゃないか?」
その言葉に、「では、出川さんにお願いします」という流れで、その場で決まったのです。
この時の空気感、言葉の選び方、みんなのちょっとした表情。今でも鮮明に覚えています。
そして今、出川さんは実際に草加の地に立ち、現場の皆さんと日々を共にしています。草加の皆様の温かさに触れ、笑顔を見せているのが印象的です。
偶然と必然が重なって生まれた、この配属。これもまた、チームにとっての新しい物語の始まりなのかもしれません。