建築本部の人材育成 内部講師研修
当社の建築本部では約半年の期間をかけて、社員が自身の可能性を最大限に発揮できるように、人格形成の基礎となる「ものの見方」や「考え方」と課題解決手法について、内部講師による非管理職社員を対象とした人材開発研修を実施しました。
研修実施の背景
当社は、上意下達の社風ではなく、若手社員が自ら考え発信し、新たなアイデアを創出する機会も増えてきました。その若手社員が今後より一層活躍するためにも、正しく物事を捉え、考え、解決する手法を伝える必要性を感じ、内部講師による人材開発研修を実施するに至りました。
講師紹介
顧問 平生 卓
1982年から現在まで、大手ハウスメーカーに在籍。生産技術開発を専門とし、住宅事業部(商品開発、生産、調達、物流、建設技術)を経験。1,000人以上の組織を束ねていた実績あり。2020年1月、運送会社の取締役に就任。2022年9月、当社顧問に就任、現在に至る。
研修プログラムの内容
研修は全6回のプログラムで構成され、初期の研修では当社のフィロソフィーに軸をおき、物事を正しく捉えるために必要な「ものの見方」と「考え方」について、座学で学びました。基礎となる考え方を理解したあとの3回目以降の研修では、チームに分かれそれぞれのチームが自社の課題であると考えたテーマを選定し、それらを議論、分析することで解決策を導き出しました。
その過程と結果については、2023年12月18日に実施した発表会で、執行役員社長 兼 COO 井村をはじめとした役員に対して、各チームが15分間の発表を行い、建築本部の各責任者によるフィードバックを受け、研修プログラムを締めくくりました。
今後の展望
建築本部では、知識や情報をただ単に教えられて学ぶのではなく、当事者意識を持って効果的に情報を組み合わせ、形にしていく力を身につけることができる研修を今後も継続して実施してまいります。研修を通じてさらなる成長を支援することで、多くの社員が活躍する場が増え、ひいては当社が目指すフラットでフェアな組織づくりにもつながると考えております。
当社は、『美しい暮らし方を住まいから』という企業理念のもと、住宅という人々の日常の中心にある生活基盤を提供する企業として、新しいことへの挑戦を続け、企業価値を向上させてまいります。