職場の心理的安全性を高める – ADIが全社向けハラスメント防止研修を実施

株式会社アーキテクト・ディベロッパー(本社:東京都中央区銀座、代表取締役CEO:木本 啓紀、以下「ADI」)は、2025年5月8日および13日の2日程にわたり、本社および各支店を対象にハラスメント研修を実施いたしました。本研修は、ANAビジネスソリューション株式会社による講義とグループワークを組み合わせたもので、心理的安全性を高めるコミュニケーションのあり方について、実践的に学ぶ機会となりました。
■対話の質を高めることで、健全な組織風土を構築
本研修は、すべての従業員が安心して意見を共有し、自らの考えを表明できる、風通しの良い職場環境の整備を目的に企画されました。多様な価値観が交差する現代の職場においては、上下関係や立場にかかわらず、互いを尊重しながら建設的に対話を重ねる姿勢が重要です。ADIでは、そうした「心理的安全性」を基盤とした職場づくりを推進しており、本研修もその取り組みの一環として位置づけています。
「言いづらさ」や「気まずさ」を生まない対話の設計や、注意喚起を行う際の伝え方など、ハラスメントの予防にとどまらず、日常のコミュニケーションの質を向上させるための実践的な知識が提供されました。
■ANAビジネスソリューションによる専門的プログラムを採用
研修の講師は、ANAビジネスソリューション株式会社にご担当いただきました。同社は、ANAグループのノウハウを凝縮した教育・研修プログラムを数多くの企業へ提供しており、今回のプログラムでは「心理的安全性を高めるコミュニケーション」をテーマに据えた内容となりました。
講義は東京本社の中央ラウンジで実施され、その様子はZoomウェビナーを通じて各支店に同時中継。講義に加えてセルフワークやグループディスカッションも盛り込まれ、受講者同士が実際の職場に即した課題について意見を交わす時間が設けられました。受講者数は約700名に上り、多くの社員が自らの働き方を見つめ直す契機となりました。

■一過性ではなく、継続的なガバナンス体制構築へ
ADIでは、ガバナンスの一環としてのハラスメント防止だけでなく、職場全体の「信頼構築」に重きを置いています。年に一度の研修実施を基本としつつ、日常業務の中でも定期的な振り返りや共有の場を設け、形骸化しないガバナンス施策を追求しています。
受講後のアンケートでは、参加者から以下のような声が寄せられ、意識変革の第一歩として好意的に受け止められました。
・「心理的安全性が低くなりがちな会議や、上司から部下への指導の場面においては、上司や役職者側の発信が一方的にならないよう配慮し、部下の言葉にしっかり耳を傾ける環境づくりの重要性を感じました」
・「これまで“話すこと”が苦手だと思っていましたが、それ以上に“聞くこと”の方が苦手だったと気づかされました」
・「自分の感情を表に出すのが少し苦手なメンバーもいることに気づき、そうした人との接し方やチームの在り方を考える良いきっかけになったと思います」
今後も、単なる制度の整備にとどまらず、社員一人ひとりが自律的に行動できる職場づくりを目指し、取り組みを継続してまいります。
ADIは、「美しい暮らし方を住まいから」という企業理念のもと、人々の暮らしに貢献する企業として不動産運用の最適解を創造し、豊かな未来の実現を目指してまいります。
【お問い合わせ先】
architect developer, Inc.
株式会社アーキテクト・ディベロッパー
経営企画部 広報課
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