ニュース

自社施工物件における遮音性能試験で最高等級を達成

株式会社アーキテクト・ディベロッパー(本社:東京都中央区銀座、代表取締役CEO:木本 啓紀、以下「ADI」)は、自社施工の賃貸集合住宅における遮音性能の品質向上を目的として、界床「遮音アップグレード仕様※1」および界壁「標準仕様」の遮音性能試験を実施しました。

実棟での遮音性能試験の結果、当社の主力商品「逸鉄」※2(鉄骨造集合住宅)において、界壁は日本住宅性能表示基準※3による透過損失の水準で最高等級となる「等級4」相当(D-55)※4を、界床は同基準による軽量床衝撃音の性能基準において最高等級となる「等級5」相当(LL-45)を確認しました。

※1 「遮音アップグレード仕様」は2023年に新設された仕様
※2 当社の鉄骨造賃貸住宅「逸鉄」の詳細はこちら
※3 日本住宅性能表示基準は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき定められた住宅性能を評価するための基準(詳細はこちら
※4 2020年以降、毎年最高等級を達成

■ 試験結果の概要

【逸鉄】(鉄骨造)

<仕様>

・界壁:標準仕様

・界床:遮音アップグレード仕様

<測定結果>

・界壁:透過損失等級     等級4相当※

・界床:軽量床衝撃音対策等級 等級5相当※

    重量床衝撃音対策等級 等級4相当

※「日本住宅性能表示基準」に基づく性能評価で、最高等級を達成

■測定項目について

この試験では、音環境に関する以下の性能表示事項を測定しました。

1. 界壁の空気伝搬音遮断性能

隣接住戸間の壁における会話や音楽などの空気伝播音の遮断性能を示す指標です。

2. 界床の軽量床衝撃音遮断性能

上階からの軽量な衝撃音(スプーンを落とした時のような軽くて固い音)の遮断性能を示す指標です。

3. 界床の重量床衝撃音遮断性能

上階からの重量な衝撃音(子どもの飛び跳ねる音など)の遮断性能を示す指標です。

※JIS(日本工業規格)の測定方法・基準に基づく性能表記です。
※透過損失等級及び床衝撃音対策等級の表記値は、いずれも当社条件での実測値です。

当社は、今回の試験結果をもとに、さらなる商品開発と性能向上に努め、快適で豊かな暮らしを実現するための住まいづくりに引き続き取り組んでまいります。

ADIは、「美しい暮らし方を住まいから」という企業理念のもと、人々の暮らしに貢献する企業として、不動産運用の最適解を創造し、持続可能で豊かな未来の実現を目指してまいります。

【お問い合わせ先】
architect developer, Inc.
株式会社アーキテクト・ディベロッパー
経営企画部 広報課
Email:koho@adi.jp