築古物件の水回り、どう変わる？物件の品質向上と資産価値向上を両立する「UFB DUAL®」
ADIでは、リブランディング案件の1つである「エクサハイツ元住吉」に給排水システム「UFB DUAL®」（提供：株式会社ライヴス）を導入しました。リブランディング事業が掲げる「築古物件に分譲マンション並みのQualityを」というコンセプトに基づき、築古物件の資産価値向上と入居者の快適性の追求を目的としたもので、導入により、築古物件のバリューアップを図り、オーナー様・入居者様の双方にメリットをもたらします。
「UFB DUAL®」は、建物の給水系統に1ヶ所設置するだけで建物全体の水をウルトラファインバブル（UFB）水に変換できる最新技術です。微細な気泡によって洗浄力や生理活性効果が高まり、排水管の汚れ付着を抑制することで、建物の長寿命化にも貢献します。
■導入の背景
2024年8月に参加した「賃貸住宅フェア」にて商品紹介を受け、導入を検討。以前の検討時には、各住戸に個別設置するタイプのみであったため導入を見送っていましたが、共用部の水道管にも設置可能な仕様であることから、今回の導入を決定しました。施工は短時間で完了し、既存配管を傷つけることなく設置が可能であること、メンテナンスフリーでの運用が可能であることも、築古物件への導入において大きな利点となっています。
また、リーシング促進、既存入居者への利便性アップなど物件価値を高める要素が多いことも導入を進めた理由の1つです。
住戸数が多い物件、かつ、工事の状況を鑑みたうえで、UFB物件の第1号となる物件が選ばれました。
■導入効果・メリット
👥入居者
ウルトラファインバブル水は、肌や髪に優しく、保湿や血行促進効果が期待されるほか、洗濯時の洗剤残留物の低減、シャワーや浴槽での快適性向上など、日常生活の中で多方面におけるメリットがあります。美容や健康に関心の高い入居者層にとっては大きな付加価値となり、物件の魅力を高める要因の一つとなります。
👤オーナー様
水の洗浄力向上により、共用部の水回りも清潔に保たれ、建物全体の衛生環境が向上します。この取り組みは、物件のブランド力強化にもつながり、長期的な入居者満足度の向上だけでなく、設備の長寿命化と維持管理費用の削減に貢献します。ADIでは、設備投資を通じて物件の競争力を高め、持続可能な資産運用を支援しています。
🏢ADI
“UFB”を謳う製品がどんどん増えてきており、世間的にも効果の認知が広がっていくなか、「1棟まるごとUFB」というのは比較的新しい取り組みです。数々の効果が見込まれ、入居者・オーナーともにWin-Winな施策であるため、Belleviageのブランドイメージ向上にも寄与します。
\ PJメンバーコメント(戦略投資部AM課) /
ADIにおいて、UFB第1号となる物件が誕生しました。
数時間の工事で建物全体がUFB水になり、入居者様への利便性向上だけでなく、所有者である当社へもプラスとなる施策です。なかなか目に見えるものではないですが、これから時間をかけて効果が実感できると思っています。
「ウルトラファインバブル」という言葉を耳にする機会が増え、さまざまな製品が家庭にも導入されるようになりました。以前からこうした製品の導入を検討していましたが、全戸への設置はコスト面から断念していました。今回導入したUFB DUAL®は、一次側の水道メーターと受水槽の間に設置するノズル型のウルトラファインバブル生成装置です。
リーシングにおいても、「建物内すべての水がウルトラファインバブル水である」という点を強調し、今後どのような反響があるのか楽しみにしています。
最近話題のウルトラファインバブルを、マンション一棟の給水システムに導入しました。これにより、各部屋のキッチンや洗面台、浴室、トイレなど、すべての水栓から出る水がUFB水になります。多くの方はシャワーヘッドを交換してUFBを使うケースをご存じかと思いますが、建物全体に導入することで、住まいのすべての水回りでその効果を感じられるのが大きな特徴です。こうした取り組みはまだ珍しく、マンションのブランディングとしても大きな魅力になると考えています。
導入を決めた理由は、リノベーションを進める中で「他の物件にはない特別感」を演出したかったからです。設備面での差別化により、物件選びの際により魅力を感じてもらえるのではと思いました。今後は入居者様や物件検討中の方々の声を参考にしながら、より良い住まいづくりを目指していきます。
ADIでは、築古物件でも安心して快適に暮らせる住まいを目指し、設備や環境の改善に取り組んでいます。
今後も、効果的な設備導入で、入居者様・オーナー様双方にとって価値ある住環境づくりを進めていきます。
——— 美しい暮らし方を住まいから。
株式会社ライヴス
所在地 ：東京都渋谷区広尾1-13-1 フジキカイ広尾ビル5F
代表者 ：代表取締役 清家 貴
設立 ：2003年9月24日
事業内容：地域資源マーケティング事業、政策推進サポート事業、ヘルス＆ビューティー事業、ライフソリューション事業、ジャパンクラフト事業