菊池 紗菜さん
SANA KIKUCHI
父がハウスメーカーに勤めていた影響で、学生時代から不動産業界に強い関心がありました。あまり不動産業界に入ることを重視していたわけではありませんでしたが、ご縁があり本社に伺った際に、すれ違う先輩社員や社長さんが皆さん笑顔だったんです。そこに風通しの良さや明るい社風を感じたのが、入社の決め手でした。他の不動産企業を見学した際には男社会の雰囲気が強かったのですが、ADIではたくさんの女性社員が活躍し、頼れる女性の管理職の方も多いです。男女の隔たりなく「みんなで支店を作ろう」というチームワークが強いので、入社してからもイメージ通りの仲の良い職場だと感じています。
私のいる営業部オペレーション課の主な業務は、お客様との契約書類や物件引き渡しまでの書類を作成することです。具体的にはアパート建築時の億単位が動く契約書や、他部署を経由した最終的な契約書に挟む見積書など、お客様へお渡しする締結書類を作っています。営業らしい外回りなどはなく、途中でアパートの引き渡しまでの期間にお客様と会うこともありますが、基本的にはミドルオフィス的な事務作業が中心で、他部署・営業・お客様とをつなぐパイプのような役割です。そのため営業・建築・賃貸といった部署間の連携によりトラブルなく進んだ時や、お客様との契約が無事に成立した時には本当に安心しますし、そうなるようにどの部署とも連絡を取り合いながら、日々の業務を進めています。
MDIからarchitect developerに社名を変更する際、「美しい暮らし方を住まいから」という企業理念を社員一人ひとりの中に落とし込むための機会を設けていただきました。そういったミーティングなどを通じて、社員全体の目指す方向が一つになったことから、今まで以上に各支店の団結力が増していると感じます。私が特に印象に残っているのは、さいたま支店から今の船橋支店へ異動して1日目の勤務日の朝に、さいたま支店で一番お世話になった先輩から「菊池さんなら大丈夫だよ」というメールをいただいたことです。やはり支店ごとに雰囲気が変わるので、行ったことのない場所で働くことに不安を感じていたのですが、そのメッセージのおかげでネガティブな気持ちを乗り越えられました。本当に嬉しかったエピソードです。
普段は水曜・日曜休みが基本ですが、職場で「カバーし合おう」という協力体制が整っているので、かなり有給休暇や連休が取りやすく、また普段の業務でも「なるべく時間外業務はやめよう」という雰囲気があるので、働きやすいですね。そのためスキマ時間で宅建(宅地建物取引士)やFP(ファイナンシャル・プランナー)資格取得のための勉強をしてスキルアップを図り、知識や経験を仕事に活かしたいと考えています。これから後輩になるかもしれない就活中の皆さんにとって、初めて就職する会社は長い社会人生活の中でも価値観形成において特別なものになると思うので、やりたいことや合う雰囲気を考える、自分としっかり見つめ合う時間を大切にしてほしいです。